きんたまにっき

特に意味のないことをつらつらと

S23反省

いつもの

これ毎回書いてるんですけども自分用なんで他人の参考になる部分は一切ありません。いつも通りですね。

シーズン終わってもう1週間以上経ってるし、ルールも変わってるやんけ。11月の頭に色々入りすぎて振り返る時間がなかったのですが、失敗したシーズンだけ振り返って成功したシーズン*1は振り返らないっていうのだと、なぜ成功したかのスパイスに当たる部分が炙り出せない*2と思ったので、なんやかんや自分用にシーズン反省会やろうと思います。

 

結果

最終52位。7世代で2100から1勝したときは50位だったので、僕のポケモン人生で最も上振れてたときと同じくらい価値のある結果だと思ってます。すごく嬉しい。

 

よかったこと

前にちゃんと潜ったシーズン(S19)の反省点は、構築最後の1~2枠をコロコロと変えてしまっていたことでした。S23最後の1週間で行った変更は微妙な調整や技を1枠変える程度で、ほぼ変えることなく固定の構築で立ち回りの筋トレができました。

僕の尊敬するプレイヤーの1人であるとっつぁんさんの「レート2000を達成するために必要なこと」という記事が大好きで度々読み返しているんですが、その記事を要約すると「使い慣れた構築で対戦回数を重ねること」が最も重要であると読み取れます。

S19の反省点はまさにそれで、ラスト1~2枠の模索に時間をかけ過ぎた結果、最終日にどうしてもラスト1~2枠を選出しなければならない盤面で躊躇して基本選出に頼ったり、出したとしても動かし方がわからない、動かし方を間違っていた、といったことが頻発していました。

「使い慣れた構築」という表現に個人差はあると思いますが、僕にとっての「使い慣れた構築」にはメンツ6枠の固定が必須だったのかなと思います。思い返せば7世代のバシャナットサンダーもメンツは6枠固定、技と配分を微調整しながら立ち回りを筋トレをしていたのを今思い出しました。言語化していないとすぐこういうことが起こる。

また、今回の構築ベースはアダムスさんの黒馬積展開でした。「僕があったまってるときに忘れがちになること」で書いた通り、構築の主軸は他のお方を参考にして外堀を自分で埋めるような形で構築を組みました。ガブ黒バドバシャは固定、ここからが僕のアレンジで補完としてバンギムドーを固定、ラス1枠は試行錯誤しながらレヒレといった順で決まりました。

今回は主軸にバシャが入っているということで、いつもお世話になっているバシャ窓に原案をぶん投げて、数人で回してみて色々意見を交換する形で構築を組みました。最終日に型読みされるリスクが高まること以外は最も効率的な構築の組み方なのかなと思います。前提として効果的な意見交換には構築を共有している人たちと良好な関係を築いている必要があるわけなのですが、その点バシャ窓はとても恵まれているのかなと常々思います。ちなむとこれは友人自慢です。人より周りの人に恵まれているという自信だけはある。

あと、今にして思えばそもそもの主軸選びが大正解だったのかなと思います。環境に刺さっていて強かったというのはもちろんそうなのですが、自分が長らく愛用してきたステロ(非あくび)+高速アタッカーの形を成しており、それを構成するバシャガブも昔から、それこそ6世代から慣れ親しんだポケモンたちでした。慣れというステータスの重要性。

 

悪かったこと

最終日にティルトに陥っていたこと。

前日の朝に2000ROMを2つ作って就寝。タイムアップまでやることを決意していたので2日かけて自分の生活リズムを破壊し、無事19時に起床。ここまでは良かった。

2ROMチキンレースしながらレートをじわじわ上げてたら、2時くらいにメインの流れが悪くなり死亡。メインは諦めてサブで1ROM特攻したら奇跡的に40位くらいになったので、一旦保存。そこからメインの救出を試みたが無事4桁まで落下。さすがに救出不可能だと思ったが、バカ溶かした構築とプレイングで40位くらいのROMを動かす気にはとてもじゃないがなれなかった。身内とフレ戦だけして朝7時に就寝。

問題なのは溶けてるときの自分の対戦内容。明らかにクソなプレイングばかりであった。いつもなら絶対にやらないように心掛けている有利不利が曖昧な対面での釣り交換や読み行動が明らかに多い。典型的なティルトに陥っていながらそれに気づけていなかった。しかも、そのままサブで1ROM特攻したときもそんなプレイング*3をしていた。結果的には奇跡的なかみ合いによってレートは上がったものの、おみくじパチンコじゃんけんしてんじゃねえよハゲって話である。そんなヤンキープレイを通して40位くらいになった瞬間に自分の愚かさに気づき潜るのをやめた。引き際だけは完璧である。

どれだけ負け続けていても、自分の信じたいつも通りのプレイをいつも通りやれるようになりたい。せさるさんが前にティルトに関する記事を書いていたけど、まさにその通りで変な負けや連敗をしたら休憩を挟み冷静になるべきである。S19ではこれができていたはずなのに、S23ではできていなかった。退化。俺はジャワ原人

 

未だに悩んでいること

条件は満たしているが嫌いで採用しなかったポケモンがいたこと。

ピクシー。先ほど構築の最後に入っていたレヒレでしたが、この枠に最初求めたのはガブ黒バドバシャバンギムドーで勝てないゼルネイベルに勝てるようになることでした。僕はピクシーの見た目も性能も嫌い*4なので今まで使うことを避けてきて、今回はそれを克服するべく少しだけ使ってもみたのですが、なんやかんややっぱり気持ち悪くて5試合くらいで1度も選出せずに構築から抜きました。結果としてゼルネのマークは薄くなるものの、イベルも含めてウーラオスやオーガメタモン等の対応が効くことがポイントとなって最後はずっとレヒレで使い続けました。

結果論だけ言えば対応範囲の広いレヒレで正解だったのかなと思うのですが、明らかに求めた性能をしている嫌いなポケモンを使わないために頭を捻るというのは勝ちを最優先にしている以上してはいけないことだったのかなと思う自分と、モチベが重要なゲームにおいて嫌いなポケモンを使ってまでする必要性はないんじゃないのっていう自分がいて結論は出ていません。せめてピクシーを自分でキチンと使ってみて、それでダメな点を洗い出すのが正しいんだろうけども、マジで生理的に無理だった。

余談なんですが、静電気サンダーゴチルメタモンもやってることが受け付けないので今回は構築に入れる案すら出しませんでした。好き嫌いが激しい。僕はイカとエビとカニが未だに食べられません。タコ焼きは好き。

 

まとめ

  • 主軸には慣れたものを採用すること。ステロ(非あくび)+高速AT。
  • 構築を6枠固定。技や調整を微調整して立ち回りを詰める。
  • 一緒に構築を組んでくれた人たちに感謝。
  • ティルトに陥った際の対策。連敗したら休憩を入れること。
  • ピクシーはキモい。

*1:当社比で成功したと思ってる

*2:失敗したシーズンのダメだった部分を改善すればそのまま良かった部分に該当するはずだけど、本当にそれだけなのか?なんか特別なことしたのでは?っていうこと

*3:バンギエルフ対面で鉢巻地震を打って裏のザシアンを吹っ飛ばしたりしてた

*4:顔は好みなのでともかくとして、6、7世代を通して小さくなって意味不明な勝ち筋を掴んできたり、積みポケモンが止められるのがマジで生理的に無理。当たり前ですがこれを理由に人に使うなと強制したりしたことは一度もありません。キモいから俺は絶対に使わんは5万回言った。